• 【経験談】自己分析も業界研究も全部に使える!長期インターンが就活で活かせる理由
  • 2019.03.15

     

    「長期インターンの経験は、就活で活かせますか?」

    学生の皆さんからよく聞かれますが、長期インターンをしたからといって必ずしも有利になるわけではありません。

    一方で、長期インターンで得た経験や学びを存分に活かしている学生もいます。今日紹介するのは、長期インターンの経験“全て”を就活につなげている学生のインタビューです。

     

    来年、再来年の就活が気になっている学生の皆さん、ぜひご覧ください!

     

    ■プロフィール

    名前:松井 千佳(まつい ちか)
    大学:同志社女子大学
    インターン先:株式会社Dreams
    活動内容:ポップコーンパパの広報活動
    期間:2018年3月~8月(当時3回生)

     

     

     

    ――そもそも、なぜ長期インターンをしようと思ったのですか?

    高校までは部活(陸上)に打ち込んでいましたが、大学に入ってからは特に何にも力を入れていることがなくて、物足りなく感じていました。大学生活の中で何かやり遂げる経験、成功体験を得て自信をつけたいと思っていました。

     

    また、2回生になった頃から就活を意識していて、周りよりも早く行動を起こしたい、自分の力が社会で通用するのか知りたい、という思いがありました。周りの話などから、仕事に対してネガティブなイメージを持っていたのですが、実際はどうなのか、自分の目で確かめてみたかった、というのもあります。

     

    長期インターンをしようと思ったのは、同じく長期インターンを経験していた姉の影響が大きいです。

    姉からは、「インターンはしんどいよ」と聞いていましたが、「インターンしたからすごいんじゃなくて、そこで頑張るからこそ、就活でも活かせるんだよ」とも言われました。インターンを頑張ることできっと得られるものがあるはずだ、と思い、チャレンジしようと決めました。

     

    食品系の会社に興味があったこと、商品企画をやってみたいなぁとぼんやり思っていたことから、ポップコーンの製造販売を行う株式会社Dreamsでインターンをすることにしました。

     

     

    ――インターンでは、具体的にどんなことに取り組んだのですか?

    店舗での接客、子ども向けイベントで実施するゲームの企画、海外のお客様向けのPOP制作など色んなことを経験しましたが、中でも力を注いだのはInstagramを使った広報と商品開発です。

     

    Instagramはインターンを始める前からやってみたいと言っていたことでしたが、社内にInstagramに詳しい人がいなかったので、広報やSNSに関する本、ブログなどを片っ端から読んで勉強しました。

    文章の書き方、タグの付け方、投稿時間など、自分で考えて、色んなやり方を試してできるようになっていきました。

    構図を毎回考えるのがとても大変でしたが、6ヶ月間継続して、フォロワーが331名増加(620→951)、いいね!は平均200件以上増加(50→最高292)という成果を出すことができました。

     

     

     

    商品開発は、初めて社員さんから「やってみる?」と言ってもらい、任せてもらったことでした。

    家庭用のポップコーン手作りキットを開発したのですが、通常は機械で作るポップコーンをどうすれば手作りできるのか誰も分からず、手探り状態からのスタートでした。

    レシピをネットで検索して、フライパンや電子レンジを使って色んな作り方を試していきました。時間が足りなくて、材料を持って帰って家で作ったりもしていました。

     

    レシピ開発、味付けや材料の配合、原価計算など、自分が中心となって進めていかないといけなかったのですが、味付けについてスタッフから意見をもらったり、容器のデザインは社員さんにお願いしたり、自分ではできないことは他の人にお願いするようにしていました。

     

    それまでのインターン期間の中で、店頭で子どもの反応を見ていた経験から子どもが好きな味を考えることができましたし、子どもが喜ぶように(作っている様子が見える)フライパンで作ろう、とレシピに活かすこともできました。

    また、店舗での接客やイベントなどを通して多くの社員さんと関わる機会があり、人間関係を構築できていたからこそ、色んなことをお願いすることができたのかなと思います。

     

    自分で作る!ポップコーン手作りキット

     

     

    ――とても順調だったように見えますが、辛いと思ったことはなかったんですか?

     

    4月に入って学校が始まり、周りから「(もうすぐ就活も始まるのに)なんで長期インターンなんかしてるの?」とネガティブな反応があった時が辛かったです。

    スケジュール的にも、ゼミや就活に向けた学内セミナーがあり、インターンとの両立がしんどくなり、もう辞めようかな、と思ったことがありました。

     

    そんな時に、インターン生合同での中間研修があり、他のインターン生たちがみんな頑張っている様子が見れたことが刺激になりました。

    また、インターン経験者の先輩から「嫌やったら辞めてもいいやん」って言ってもらえたことで、肩の力が抜けてとてもラクな気持ちになりました。

    それ以降は辞めたいと思うことはありませんでした。

     

     

    ――半年間って結構長いと思うのですが、頑張れた理由は何だと思いますか?

    インターンはバイトと違ってお給料が出ないので、お金ではなく経験、成長を得ないと、という気持ちを強く持っていたことが一番だと思います。

    あとは、インターンの日は毎日日誌を書かないといけなかったので、「書くネタを見つけないと…!」という気持ちもありました。朝礼では、一人ずつ、毎日の目標を発表する機会があったので、日々自分の目標を意識する環境があったことも大きいのかなと思います。

     

    最近いちばん影響力があったのは千佳ちゃんだね。いつも頑張っている様子を見ていて、自分たちも刺激を受けている。」と社員さんから評価してもらえたことも、頑張るモチベーションにつながったと思います。

     

     

     

     

    ――現在進行中の就職活動に、インターンの経験を活かせているなと思うことはありますか?

    全部です!(笑)

    長所も短所も、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)も志望動機も、全部にインターンの経験が活きています。

     

    もともと商品企画をやってみたいと思っていましたが、ゼロからイチを生み出し、形にするという企画の仕事よりも、商品や会社の魅力を発信する広報の仕事の方をやってみたいと思うようになりました。

    これは、両方を経験したからこそ分かったことです。

    まずは営業や販売で現場経験を積み、商品の魅力を知ったうえで、広報の仕事にチャレンジしたい、という風にキャリアプランを考えられるようにもなりました。

     

    また、電話対応やメールなど社会人としての基礎を学べたことや、社会人と話すのに慣れたおかげで面接でもそんなに緊張せずに話せることも大きいです。

     

    ――最後に、インターンを始める前はネガティブなイメージを持っていた仕事について、今どんな風に思っていますか?

    楽しいも辛いも自分次第だと思います。自分が主体的に行動すればきっと楽しめると思うし、受け身でいると楽しくなくなるんじゃないかな。

    今は、思ったよりも社会人は怖くない、社会人になるのも悪くないかな、と思っています。

     

     

     

    松井さん、ありがとうございました!

    自分で考えて自分で行動して、その連続が、これからの道を切り拓いていく。
    松井さんにとっては、その土台となる経験が、長期インターンだったのかなと思います。

    就職活動、頑張ってくださいね!

     

     

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