大阪錫器株式会社 桃山学院高等学校 2年 倉本奈央子

会社の概要・特徴

大阪錫器株式会社は伝統的な工芸品のひとつである「錫」を使って、タンブラーやおちょこなどをひとつひとつ手作りで作っている会社です。

錫は、約1300年前に日本に伝わったと言われていて、元々は薬壷や水瓶などを作るのに使われていたそうです。当時は、金・銀に並ぶ貴重品で、神仏具としてごく一部の特権階級のみ使用されてきました。

そんな錫を使って、こちらの会社では現在、バングルやお皿、箸置きなど、色んな新しいものを作ることにチャレンジしています。

バングルを自分で作れるイベントなども開催されているようです。私は、「自分で作れる」という所に、自分が好きな模様にでき、自分で作ったことでずっと使おうと思う気持ちが出てきくるし、何個かあっても気分で変えることが出来るのでいいなと思いました。

社員の姿・社内の様子

社員さんは、全員が「ものづくり」が好きである、という共通点もあり、皆さんとても仲が良く、この仕事に誇りを持って、作業をされていました。

私の思っているような一般的な会社は緊張した雰囲気で、仕事の話以外はほとんど会話もないのかと思っていましたが、それとは違い、少し会話もしながら作業もされていて、張りつめすぎない良い感じの雰囲気でした。

お昼の休憩はちゃんと取っていたり、仕事の終わり時間もしっかり決まっていて、メリハリがつけられて良い働き方だとも感じました。開発部の皆さんもひとりひとり試行錯誤を繰り返しながら、協力し、楽しく作業をされていましたし、職人の皆さんも、芯を持ちながらも優しそうな印象を持ちました。

私が体験した職人の世界

まず、このような体験は、なかなか簡単には出来ないことなので、私にとっては、とても良い経験になりました。私はもともと、伝統工芸の職人さんになりたいと思っていたこともあり、今回この「大阪錫器株式会社」での体験に応募しました。

体験をする前は、職人になりたいと言っても何の職人さんになりたいのかは決まってなくて、ぼんやりしていました。

しかし、今回の体験を通して伝統工芸品の世界を少しでも知れたので、とても良かったです。自分が思っていたより、意外と力仕事が多かったので、少し大変でしたが、前にも増して、「伝統工芸品」の職人さんになりたい!という気持ちが強くなりました。これからも職人を目指して、色んなことにチャレンジしていきたいです。

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