受講生の声
岡山 美和(おかやま みわ)
・大学職員として働きながら、2016年キャリア教育コーディネーター資格取得
・2017年4月〜2018年3月には、NPO法人JAEにてキャリア教育のコーディネートの仕事にも従事
受講のきっかけ
自分の子どもを含めた子ども達には小さい頃から色んな世界を知って欲しい、そのためには沢山の魅力的な大人に出会える場を作っていきたい。と思ったことが受講のキッカケです。
受講して得られたこと
エントリーコースでは、これまでの教育政策の流れからコーディネーターとしての姿勢、プロジェクト設計や評価方法まで幅広く学ぶことができました。
実践コースでは、実際に小学校と企業をつないでキャリア教育の授業をする機会をいただき、学校現場の先生方の状況や企業の社員の方の働く想い、そして子どものイキイキとした姿を目の前で見る事が出来て、教育コーディネーター業務を実際に経験することができました
今後の取り組み(目標)
『「生きること」「働くこと」「学ぶこと」を近づけたい。』キャリア教育に関わる私の想いです。多様な生き方や働き方を学び、自身の生き方・働き方を決めていけるような場づくりをしていきたいと思っています。
メッセージなど・・・
「社会に開かれた教育課程」2020年から始まる新学習指導要領で目指されているものです。
これからの子ども達には、もっと社会の中で学びながら育って欲しい。そんな時に、学校のことにも地域や企業のことにも興味を持ち、共感しながら沢山の人たちを巻き込んでいけるキャリア教育コーディネーターがきっと必要になってくると思います。
取釜 宏行(とりかま ひろゆき)
しまのみらい 代表取締役
・地域コーディネーター
・広島県立大崎海星高等学校 特別非常勤講師
・キャリア教育コーディネーター育成講座(7期生)
・「島を担う」を育てるキャリア教育プログラム島キャリ代表
受講のきっかけ
既に教育の場と地域を繋ぐ活動を実際にしているのですが、すべて独学だったので理論的に学びたい、他の事例も知りたいということで参加しました。また、
受講して得られたこと
ズバリ、学びたいと思ったことはすべて学ぶことができました。カリキュラムをつくるための基本的な考え方や流れ、効果測定をするにはどのようなアンケートをしたらいいのか振り返
まさしく今必要だったことを得ることができました。毎回の授業に自分なりの問いを持って参加していたので、講師の先生には一般論よりもより具体的な質問をしました。受講生の中では一番質問をしたと思いますが、すべての問いに対して丁寧に答えて下さり、自分一人ではたどり着かなかったもやもやした気持ちを解消できました。
また、同じ受講生は業界や職種など様々な方々がいて、その方々と共に学ぶことで新しい視点を得ることができて学びが深まりました。受講生らとは受講後も交流が続いており、この繋がりは今後も大切にしていきたいと思っています。
今後の取り組み(目標)
受講して得られた理論や考えを実践を通じて深めていきたいです。関わっている学校がさらに地域と連携を深めていく方向で進んでいるので、学校の先生や地域の方々と連携した新しい学びを今回の知見を活かし、つくっていきたいと思います。
メッセージなど・・・
子たちは周りの大人たちの背中をみて育つと考えています。よって、自分が学び続ける姿勢を見せることは大切だと思いますし、自分のレベルアップなしに、
遠方だったので通うことは大変でしたが、それ以上の価値は間違いなくあったと思います。教育の場と地域を繋ぐ活動はまだまだ認知度が低く、資格があることで周りの理解が深まる部分があるかもしれないと思いましたが、実際には、資格を取得するというよりも、資格を取得する過程で得られるものの方が大きいように感じました。同様の問題意識を持っていたり、同様の方向を目指している方には是非受講をお薦めします。
田中 早由里(たなか さゆり)
マザーアースアソシエーション 代表
・2013年キャリア教育コーディネーター資格取得
・2014年マザーアースアソシエーションを設立し、大阪府大東市を中心にキャリア教育プログラムの開発・企画運営、キャリア教育普及に向けて活動中
講座受講のきっかけ
私には子供が3人います。子育てをしながら今の子供たちには何かが足りないのでは?生きる力が足りないではないのか?という漠然とした想いがありました。
しかし答えの見つからないまま、流れに任せて子育てをしていました。ある日同じ子育て中の母と話をしていていたところ やはり彼女も同じことを感じていたそうです。それをきっかけに沢山の母と話をしました。ほぼ全員が同じことを感じながらも解決策が見つからずどうすることもできずにいるようでした。やはり「生きる力」が足りないのかもしれない。
子供たちと一緒に過ごすことが一番多いのが母親です。その母親が感じている違和感を解決したいそう思いました。私にできることからしよう。そう決めた時キャリア教育コーディネーターの存在を知りました。今の子育ての環境にはこのキャリア教育コーディネーターの存在が必要だと強く感じ受講を決めました。
受講したポイント(ひかれたところ)
平日は仕事があるのでなかなか時間がととれず、短期間で集中して中身の濃い授業が受けれることに魅力を感じました。また普段会うことのできない教育関係者との出会いも魅力の一つでした。
受講して得られたこと
まずは同じ想いの仲間と想いを共有できたこと。そして話し合えた事です。同じ受講生、現役のキャリア教育コーディネーター、学校の先生など、子供たちの成長に対し熱い方がたくさんいらっしゃることを知りました。そして子供たちへの想いは共通だと感じられたことです。便利な世の中人と人のつながりが以前に比べて気薄な世の中、熱い方が沢山いらっしゃることに感動し、安心し、同時にワクワクしました。
また教育環境の現在を知れたこと。教育関係者の考え、現役の先生の考えが知れたことは私にとって大きな実りでした。
今後の取組み(目標)
今後は子供たちのために色々なキャリア教育の企画運営をしていきたいと思っています。母が思う子供によいと思うことを、キャリア教育として企画立案し実行する。実行しなければ意味がありませんから。
こども達の「生きる力」を育てるスペースの運営もしていきたい。同時に発達障害児のキャリア教育のお手伝いもしていきたいと思っています。まずは子を育てる母を支援する事、そして子育てしやすい環境を作る事、そしてキャリア教育。「こども+生きる力+母」これは私にとって永遠のテーマかもしれません。
メッセージなど・・・
誰かが動かなければ何もかわりません。子供たちの未来もよい方向に進みません。教師だけでなく沢山の大人の存在が子供たちを育てる良い環境創りに欠かせません。先ずは自分が子供たちにしてあげたいと思うことを実行してみることだと思います。たった一人からでも構いません、小さなことからでも構いません。
あなたが感じている想いを形にすることは教育だけでなく自分自身を成長させる機会にもなります。キャリア教育を通して私自身も「生きる力」を育てているのかもしれません。