2017.05.24
2008年度からドリカムスクールでは有限責任 あずさ監査法人 大阪事務所さん(大阪市中央区)とともにキャリア教育プロジェクトを実施しています。
社員である森田昌孝さんがどんな思いで大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校(大阪市天王寺区)とのプロジェクトに関わり、どのような経験をすることができたのか、ご紹介したいと思います。
【自己紹介】
公認会計士として主に監査業務を行っています。入社1年目から、法人のCSR活動のうちキャリア教育にも携わっています。
【キャリア教育】
あずさ監査法人 大阪事務所では、キャリア教育活動の一環として「ドリカムスクール」という活動を行っています。ドリカムスクールとは、商業高校へ訪問し、公認会計士ならではの知識や知見を活かし学生と交流することで、会計士業界に興味を持ってもらいながら、学習意欲を高めることや将来のキャリアを形成していくきっかけを学生に与えることを目的としている活動です。
当時は、現在の大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校(以下OBF)の前身である、大阪市立市岡商業高等学校の学生にケーキやお弁当の商品企画をしてもらい、原価や販売価格の決定プロセスのサポートやプレゼン審査をNPO法人JAEと協働で行っていました。
私自身は2年程当企画に携わった後、一旦企画メンバーからは離れることとなりましたが、数年後、再度ドリカムスクールメンバーに加わりました。
市岡商業高校の名前もOBFへと変わっており、数年の間にプログラムも有価証券や株価などの財務分析のサポートや、プレゼンの審査にブラッシュアップされていました。
ドリカムスクールは、毎年企画内容を見直し、どういったプログラムが学生や学校のニーズに合っているかを議論し、プログラムを年々より良くしていくことが魅力の一つです。
【CSR活動から得られること】
~挑戦~
私が当企画のリーダーに就いた2015年度の活動では、OBFとあずさ監査法人で協議の上、今までのプログラム内容をゼロから見直してコンテンツを作り上げることに挑戦しました。OBF側とも何度もミーティングを重ね、学生の声も取り込んで作り上げたプログラムは、学校および学生から今までのプログラムの中で最高のものであるという声を頂き、大きな達成感を得ることができました。
~経験~
普段の業務とは関係がないように思えるCSR活動ですが、得られることは数多くあります。例えば、ドリカムスクールのように、会計の勉強を始めたばかりの学生達をサポートするということは、会計士の業務の一つである関与先に会計処理を指導することに似ています。会計の専門家でない相手にも、分かりやすく会計を説明するということは、自身の理解を更に深めることや、スキルアップにも繋がります。
また大勢の前で講義や演説をすることで、通常業務では伸ばしにくいプレゼン力を向上させることもできます。なにより、自分たちがゼロから作り上げた企画で感謝されることは、普段とはまた違った達成感を得ることができます。
私自身は、人前で話すことや自分の思っていることを上手く人に伝えることが苦手なので、CSR活動を通じて成長できたのではないかと実感しています。
~最後に~
通常業務がある中、CSR活動に初めて参加するのは躊躇するかもしれません。私自身は法人内でキャリア教育以外のプロジェクトにも参加していますが、どの活動も若い職員が中心となって活動することができ、仕事にも有用なスキルや経験、社内のネットワーキングを得ることができる絶好の機会だと思います。若手の皆様はぜひ参加されてはいかがでしょうか。
【ワークライフバランス】
仕事のことばかりになってしまいましたので、最後に私自身のワークライフバランスについても記載します。
幸いなことに私の個人的感覚としては、仕事に少し傾きつつも、それなりに良好なバランスを取れているのかなと思っています。息子の幼稚園の運動会の時に、カッコ悪いお父さんにはなりたくないという思いより、2年程前から入社後最大25キロ増加した体重を運動のみ(食事制限なし)で、なんとか10キロ落とすことにも成功し(運動会後にリバウンドし4キロ増えた結果今は79キロですが。。。)、ジムに通うことで体力面も強化され、仕事にもプライベートにもとてもいい効果が生まれていると感じています。
学生時代に水泳のインストラクターをしていたこともあり、ほぼ毎週日曜日は4歳の息子と、2人で一緒にプールに入って水泳を教えています。
なかなか自分の息子に教えるのは、学生に教えるよりも精神的に悩むことが多いですが、息子も毎週楽しみにしてくれているようなので、続いています。
▼森田さん、ありがとうございました!
今後も引き続き、ドリカムの協働企業の社員さんの声を紹介していきたいと思います!
お楽しみにしてください。