2019.01.15
各地で成人式が開催された1月14日。
大学生で言えば、主に2年生が参加する学年になります。
この成人式というタイミングは、大学卒業後に社会に出ていく意味でも重要な転換点になります。
就職活動の早期化
就職活動の解禁日がいつになるのか、という話題も世間を賑わせていますが、
その日時がどうなるかに関わらず、
現在では、3年生の夏休みの時期には多くの企業が短期インターンシップや業界セミナーという形で大学生との接点を持ちます。
その選考は、早い企業ではゴールデンウィーク前後から始まっていきます。
本当の採用選考は翌年になりますが、せっかくの機会があるので、行きたい企業があればチャレンジをするのが良いでしょう。
応募することによって自分の現在地が知れるというメリットもあります。
業界研究と志望動機
就職活動の際に、ついて回るのが「業界研究」という言葉。
業種によって、どんな市場環境で、どんな会社があり、どんな仕事があるのかを知るため、調べることです。
また、なぜその業界に行きたいのか、なぜその会社に入りたいのかを説明することを志望動機と言います。
しかし、働いたこともなく、その業界のこともよく知らない状態で明確に志望動機を語ること自体が難易度の高いものです。
「そもそもどの会社になぜ就職したいのか?」現段階で答えられる学生はほぼいないでしょう。
ところが、夏休みのインターンシップの選考時期を考えると、
あと半年も経たたないうちに、どんな会社があり、自分はなぜ関心があるのかを問われることになるわけです。
インターンシップの活用
自分がどうしたいのかもまだ決まってない、どんな会社があるのかも分からない、という状況を変えていくためには、
ネットなどの媒体で調べることも可能ですが、ぜひインターンシップを活用してほしいと思います。
なぜかと言えば、より会社や仕事のリアリティを持ったうえで、情報収集した方が、効果的だからです。
なんとなくネット検索をするだけでは得られない、会社の裏側や働くことに対する実際を体感できるでしょう。
2年生向けの春休みに参加できるインターンシップを開催している大学もありますし、
ネットで参加できる機会を調べることもできるでしょう。まだ、今であれば、なんとなく関心を持った業界や企業に行くこともできます。
1・2月には後期試験もありますが、それが終われば春休みがすぐにやってきます。
この春休みをどう活用するかでその後の就職活動を大きく変えることができます。
とは言え何から初めていいか分からない人は、インターンシップセミナーに参加してください。
一歩の踏み出し方をお伝えします。