• 【イベントレポート】はじめての「教育カフェ」を開催しました!
  • 2025.12.23

    12月14日(日)、堺筋本町のコワーキングスペース「The DECK(ザ・デッキ)」にて、「教育カフェ」を開催しました。今回は、共催として多大なるご協力をいただいたThe DECKさんの、開放的でクリエイティブな空間をお借りしての開催です。

    このイベントは、「探究」「人権」「道徳」「ウェルビーイング」「民主主義」という5つのキーワードを軸に、教育に関わる皆さんと対話を深める3時間半のプログラムでした。ゲストには、立命館大学大学院の荒木寿友先生と、一般社団法人こたえのない学校代表の藤原さとさんをお迎えしました。

    ゲストによるインプット:活動の原点と大切にしていること
    まずは、藤原さんと荒木先生からのインプットからスタート。

    藤原さんからは、現在取り組まれている多様な活動のご紹介とともに、ご自身の体験を交えながら、なぜ「探究」「インクルーシブ」「民主主義」を活動の軸に据えているのか、その想いを語っていただきました。

    続く荒木先生からは、道徳研究に携わることになった原点から、現在の活動のベースである「ジャスト・コミュニティ」に至るまでのお話がありました。「道徳を学ぶ意味とは?」「ウェルビーイングと自己認識はどう関係しているのか?」といった、本質的で深いテーマが共有されました。

     

    「フィッシュボウル」で生まれる、本音の対話
    続いて、参加者の皆さんによる対話の時間です。今回は「フィッシュボウル」というユニークな手法を取り入れました。

    ※フィッシュボウルとは? 内側の輪(話す人)と外側の輪(聞く人)に分かれる対話法です。内側の輪には「空席」が1つあり、外側の人はそこへ座ることでいつでも議論に参加できます。

    最初は「意見表明を支える学校文化、支えない学校文化とは?」という問いからスタート。出会ったばかりということもあり、最初は少し緊張感もありましたが、一人、また一人と中央の椅子に座り、ご自身の想いを語り出すと、会場の熱気が高まっていきます。

    正解を出すことよりも、ゲストと参加者が共にモヤモヤを共有しながら、自分たちが大切にしたい想いに気づいていく。議論は途切れることなく続きました。また外側の輪のみなさんもSlidoに感じたことを書いたりメモをとりながら、内側の輪の対話に耳をすませ、自分の中でうまく言語化できないもやもやを感じながらも、この大きな対話に参加してくださっていました。

    マグネットテーブル:個々の関心から広がる繋がり
    休憩を挟んだ後半戦は「マグネットテーブル」を実施。 参加者が話したいトピックを紙に書き、磁石に引き寄せられるように、自分に近い関心を持つ人たちとグループを作ります。

    会場内には、「子どもたちの声を聞くには」「話し合える人間関係、環境・クラスづくり」「探究の育みたい力のその先」「探究と多様性」といったテーマで10グループが円を作りました。対話が途切れることはなく、我々の入る隙間もない白熱の対話が続きました。それぞれのグループがどんな話をしたのかを共有して、最後にゲスト2人からもコメントをもらって、気付けばあっという間の3時間半が終了に近づいていました。

    最後に
    最後はゲストのお二人から総評をいただき、全員で集合写真を撮影して閉会となりました。

    イベント終了後も、会場のあちこちでゲストや参加者同士の交流が続き、新しい繋がりが次々と生まれている様子に、スタッフ一同とても嬉しい気持ちになりました。

    終了後のアンケートから、いくつかのコメントを共有させていただきます。(一部表現などを変えています)
    ・「楽しい」「学べた」以上に、色々なお立場の方がおられて、学校と社会がつながっているように感じられたイベントだったので、嬉しかったです。次回を楽しみにしています!
    ・初めてフィッシュボウルを体験しました。どの参加者にも話す機会が開かれ、話し合いの当事者として参加できて、かついろんな方の意見を聞けたのでとても良かったです。
    ・素敵な場をありがとうございました。対話の時間はあっという間でした。まだ自分の中で答えのないことがたくさんですが、またこういった場所でヒントをいただき、進んでいきたいです。

    ご参加いただいた皆さま、ゲストの荒木先生、藤原さん、そして素敵な会場を提供し、共催として運営を支えてくださったThe DECKの皆さま、本当にありがとうございました!

    アーカイブ

    ページトップへ